2013年ユニセフの先進国の子どもの幸福度調査(ウェルビーング調査)でオランダは5年前に続き29か国中第一位に輝きました。ほかにも世界保健機関WHOなどによる調査結果があり、それによると、「学校が好き」「学校の課題が苦にならない」「母親・父親と何でも話せる」といった項目で、しばしば他国の子どもたちを引き離して目立って好成績を示しているのです。そのうしろに、いったいどういう社会的背景があるのでしょうか。一方日本の子供たちは「孤独を感じる」と答える子どもの割合が多いことがかねてから報告されています。このツアーではオランダの教育施設を訪問し、教師や子どもたちの様子に触れ、幸福度を生み出す教育や市民社会について考えていきます。

2014年夏参加 匿名さん
 初めはいろいろ不安なこともあったけど、海外の学校が見てみたいと思い参加しました。このツアーで一番印象に残ったのは、イエナプラン校への訪問です。オランダ共生教育の本やリヒテルズ直子さんから話は聞いていましたが、実際に学校を見て日本との違いに驚きました。日本のように机が並べられているのではなく、サークル形式で先生の話や友だちの発言を聞いていました。自分の発言したことがみんなに受け止めてもらえるようにしていてこの形式はいいなと思いました。この中に先生も入っており、先生も子どもだちと同じ立場にいるのだと感心しました。また子どもたちの自主性が育つような配慮がされており日本より進んでいるなと思いました。日本がこの授業形態を全て取り入れることはできないと思います。しかしオランダの教育から学ぶことは多いと考えます。子どもたちを第一に考える教育が日本でも広まればいいなと思います。この経験を今後に活かしたいです。

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